昨シーズンの悔しい思いを晴らすべく迎えたロス体制2シーズン目でしたが、序盤のつまずきからシーズン途中で解任。パーキンソン新監督を迎えるも最後は昇格争いに残れず終焉。来シーズンも3部で戦うことに。
新システム失敗とロス監督解任
新システムの3バックで臨んだ新シーズンでしたが、思うように機能せず開幕2試合連続ドロー。第2節の試合後半から4バックに戻すと第3節ポーツマス戦から3連勝したものの、その後は2勝2分2敗と波に乗れず第12節リンカーン戦に敗れたところでクラブはロス監督を解任。
監督交代も最後は昇格争いに残れず
パーキンソン監督就任後、最初に指揮を執った第14節ウィコム戦からクリスマス明けの第23節ボルトン戦までの9試合を2勝3分4敗と立て直せないまま15位まで転落。
誰もが昇格を諦めましたが、年末の第24節から2月の第35節までの12試合を9勝2分1敗とまさかの巻き返しで4位まで浮上。
予想外の巻き返しで昇格に希望が見えましたが、そこからの4試合を2分2敗と勝点を伸ばせずプレーオフ圏外の7位に落ちたところでシーズン中断となり最終的に8位でシーズン終了。
痛かったハニマン移籍
開幕直前に飛び込んだハニマン移籍のニュース。キャプテンでありチームの司令塔が抜けた穴は新システムにも大きく影響。
FWの得点力不足解消できず
昨シーズンのマジャ移籍以降悩まされているFWの得点力不足。
マグワイア、グーチの両ウイングが10得点と奮闘する中、センターフォワードが全く点を取れない。ワイクは昨シーズンよりプレー自体は良くなったものの期待した成績は残せず。グリッグは問題外。
ワイク | 27試合5得点 |
グリッグ | 20試合1得点 |
ラファティ | 11試合2得点 |
マクナルティ | 15試合2得点 |
もう後がない3部での3シーズン目
毎年のように主力級の選手がクラブを去り、期待の若手も引き抜かれ、戦力ダウンする一方で、それに代わる補強は全く上手くいってません。
来シーズン必ず昇格するために選手補強は絶対に失敗できません。フロントには覚悟を持って臨んでもらいたい。
Player of the Season
私が選ぶMVPとMIP。
<シーズンMVP>
クリス・マグワイア
調子に波はあったものの大事な場面で印象的なゴールを何度も決めてくれました。リーグ戦10得点9アシストはともにチームトップの成績。
<シーズンMIP>
デンバー・ヒューム
シーズン通して一番成長した選手。開幕直後は守備に苦しみましたが、監督交代後は持ち味の攻撃力を発揮。1月のウィコム戦ではプロ初ゴールをマーク。
↓何度見ても気持ちのいいヒュームの初ゴール。
.@Denver_Hume finishes off a fine team move to grab his first goal for #SAFC in today’s #GoalOfTheDay… 🤩🔴⚪️ pic.twitter.com/UnswjreIa9
— Sunderland AFC (@SunderlandAFC) May 25, 2020